美味しいお米と言われると、自然に囲まれた綺麗な水・有機・無農薬で育てられたものというイメージがつい最近までありました。
確かにそれらも、米の味を決める大切な要素であることは間違いありません。
でも、我が白石町で栽培された米も、普通に美味しい。なぜ?
白石平野の大部分は、干拓で拡げられた田んぼ。有明海の泥に含まれる成分が良い味出しているのでしょうか?地域の先輩方の話では、海に近い圃場で獲れた米はもっと美味しいらしい。海から吹く風に含まれた塩分も良い塩梅で影響しているのかも知れません。
我が家では、3年前から『直播き栽培』という方法を取り入れ、有機肥料のみで育てています。収穫後は、個人で米の乾燥をされている農家さんにお願いして(これまでは、共同の乾燥施設に搬入していたため、余所の米と混ぜ合わさって白石米という形で販売)、我が家の米として少しずつ販売を始めました。
普通の値段で買える、普通に美味しい米づくりを目指しています。