子どもが部屋から出てこない。
暴言が多い。
ゲームばかりしている。
そういう状態が続くとき、
この状態がいつまで続くのか?
どう対処したら良いのか?
そういう不安や心配が生まれてきますね。
我が家の次男は、小学4年生の時から中学3年生まで、
ほとんど学校に行くことができず、
徐々にそういう状態が、日常化していきました。
特に中学生になってからは、シューティングゲームに熱中し
「あの子が、あんな言葉を!」とショックを覚えたことは
鮮明に覚えています。
そういう時、このままゲーム三昧の日々を送らせ続けていいのか
迷いながらも、それを取り上げてその代わりになるものが思いつかず
月日が流れていきました。
息子達が御世話になった星生学園の先生の中に
かつて数年間自分の部屋で引きこもり続けた経験を持った方が
いらっしゃいました。
その先生が引きこもりを抜け出すきっかけになったのは、
なんと
2002年に行われた「日韓ワールドカップ」
その中のあるシーンを見て、
身体の中で何かが変化し始めたのだそうです。
それは、稲本選手のゴール
何気に見ていたテレビ。
サッカーにそれほど関心があった訳でもない。
自分でも、なぜそこでスイッチが入ったのか
今でも分からないと,おっしゃっていました。
その後先生は、外国の方との交流の手伝いをしたい気持ちが高まり
韓国語を独学で勉強。
そして、韓国の方との交流を求めて
様々な場に自ら出向くように。
そして、何時の頃からか
自分の経験を活かしたサポートが出来る教師になりたいとの思いが高まり
それを実現されています。
次男も、昼夜逆転の日々が続き、
頭痛や目眩に悩まされていました。
この春、音楽の専門学校を卒業し、
見え始めた「やりたいこと」の実現のために
動き出しました。
このブログを書いている最中に、
バイトの面接を受けてきたとの報告があり驚いています。
ここに来るまでに、私達夫婦が大切にしてきたことについては
改めて、投稿させていただきます。